17日の朝、目が覚めると雨。南のほうに台風が来ているらしい。
ときおりワイパーが間に合わないほどの雨の中、湯布院へ向かいました。
湯布院に着くころは雨は小降りになりました。雨であまりカメラを出さなかったので、写真は少しだけ。金鱗湖の鷺、しばらく置物のように動かなかった。
金鱗湖の近くの駐車場には大型バスが何台も止まっていました。日韓の観光客であふれていました。
以前主人達と来たお蕎麦屋さんに行きたかったのですが、名前すら覚えてなくて断念、竹やぶの中にある蕎麦やで昼食になりました。お蕎麦も胡麻豆腐の揚げだしもおいしかった。
別府の地獄めぐり
別府は山裾のあちこちに湯気がたつ、豊かな温泉地。「地獄」とはよく言ったもの、いろんな地獄があるんですね。血の池地獄はこの日は赤みが薄かったのですが冬は本当の血の池のようになるそうです。8か所もある地獄めぐりは時間の関係で3か所に絞りました。海地獄、坊主地獄、血の池地獄
坊主はなんかつぶやいてるみたい。
A夫妻の今回の旅の目的地は荘野美術館。私はその旅に便乗させてもらった形です。
べっぷ荘野美術館は、仲のいいご夫婦の作品を展示する美術館。館長の荘野敏子さんの水墨画と旦那様の故荘野昌さんの切り絵をみせていただきました。
独自の手法の切り絵は、初めはドキッとする妖艶な裸婦が黒い和紙から浮き上がります。敏子さんの水墨画は洋と和を融合させて題材も自由自在。数々の賞を取られています。
素敵なご夫婦に紹介していただきました。亡くなられた昌さんの切り絵を見て奥様とお話していると、ずっと前から知り合いだったような気がしてきました。
夜は敏子さんも一緒に「いけす割烹平家」城下カレイは季節じゃなかったけど、関さば・関あじのお作りを堪能
とりのてんぷらも名物らしいですよ。ポン酢と芥子でいただくようです。
今夜の泊りは、日出。日出は「ひじ」と読むそうです。大分も不思議な地名の多いところです。
大分県も、「だいぶんけん」と読まないものね。