昔ですが、退屈極まりない教科書で、唯一感動して目が釘付けになったのが、阿修羅像の写真でした。中学のときだったかな・・・・・東京国立博物館の阿修羅展はどうしても見たいと思っていました。
高校以来の大親友SSちゃんと久しぶりに会って、おしゃべり。SSちゃんは、以前はなかなか会えなかったのですが、最近、もっとたびたび会って取り留めなく話したいと思う友人です。年かなーなんか癒される。
たまには栄養をつけようと、お昼はステーキランチでワイン。昼間からでも同じくらい飲める、心強い友人です。
ランチの後、阿修羅展に行きました。平成館の中に入ったら、かなりの混雑。人の頭の間から展示物を見る状態でした。こんなにファンがいるんだ!ほとんどシニアでしたが。
阿修羅像は、ぐるっと360度見れるようになっています。「立ち止まらないでください」と言われながらも、じっくり拝見しました。中性的な身体に三面の表情が思っていた以上に美しい。もともとは、戦を好む悪神だったというのに、男とも女とも取れる眉根を寄せ憂いを帯びた顔立ちは、気品があり、本当に美しい。
改心した阿修羅は、仏教を守護する「八部衆」の一人らしい。阿修羅だけでなく興福寺の釈迦の高弟の「十大弟子」と「八部衆」の像も展示されていました。仏師の名は記されていないけど、どの仏像も表情が豊かですばらしい。
ごった返すミュージアムショップで、クリアファイルを買いました。真ん中は入場券です。