七夕の翌日は卯浪の句会でした。この日は句会のあと、新会員よしこさんの歓迎と仕事が忙がしくなって別の句会に出向中のゆみさんの激励会も兼ねた深川句会恒例の納涼会が行われました。
いつもより句会の始まりは遅くして、蒸し暑いなか深川不動に吟行しました。
途中、先生から「朱夏」という言葉を教わりました。五行で赤を夏に配するところから来た夏の異称です。梅雨の晴れ間のぎらぎらした日差しと、法螺貝の音に始るお不動様の護摩焚きと勤行が「朱夏」のイメージぴったりに、みんなの頭にインプットされました。
句会で、次々に「朱夏」の句が登場!大笑いでした。本当に季題の意を体験した一日になりました。
私のそのまんまの一句 ごま焚きて読経くぐもる朱夏の寺
納涼会は門前仲町駅近くの「鈴の家」深川教室時代の初めての納涼会をしたところで、お刺身のおいしいところ。11人でめちゃくちゃ賑やか。例によって席題の句会が始まり、作句している時だけ、つかのま靜かになりました。席題は「夕立」と「人形焼き」
「人形焼き」で特選をいただいた、私の一句。ちょっと修正しましたが・・
人形焼き 入れてくれろと はたたがみ
出向中のゆみさんは「一番町えにし堂」のオーナーとして奮闘中。国産無添加にこだわった「えにしやき」のお店で、お土産にいただいたのですが、上品な甘さと思わず微笑んでしまう顔型で、一番町界隈の名物になりそうな人形焼きです。ゆみさんは、本業もあるので、とっても忙しいのです。
これが「えにしやき」 千代田区にお越しの節は、ぜひお買い求めくださいませ・・・(^^)v
場所は 千代田区一番町4番地です。
ちなみに「はたたがみ」は、雷神様・雷さまのことです。