周山の家には桜の木が2本あります。私は今まで、周山には夏にしか来なかったので、咲いている桜を見るのは初めてです。しかも満開に近い一番美しい時を見ることができました。
16日は京都の街中をウロウロ。松栄堂のお線香やお茶屋さんで玄米茶を買ったり。お昼はまた「ぎお門」のたぬきをリクエスト。あんかけにたっぷりのおろし生姜がいいね。
先に帰る2人を京都駅に送り、レンタカーを返してSをりさんの車でこじんまり観光。
夕食はまた前回行ったくずし懐石の「おさだ」へ
長屋の一軒が「おさだ」です。狭い間口に奥が深い京都の町屋をそのまま使っています。観光地から離れ京都の住人が行くお店ならばこそのおいしさとお値段です。
京都の菓子「唐板」と言うのを聞きかじっており、Sをりさんにお店を探して連れて行ってもらいました。御霊神社前の水田玉雲堂というお店。
商品は唐板だけでした。
「このお店はいつから?」と聞いたら、「へぇ500年ほど」
吉備真備が持ち帰った菓子をまねて、応仁の乱のあと弔うため唐板を作ったとか・・・京都恐るべし、菓子とて侮れないもんだ!
先代が卵を加えたくらいで、500年同じ製法を守ってきたそうです。
1袋680円。日本最古の菓子を、高いとみるか?素朴で、甘みがじんわりきます。あと引くおいしさがありました。