9月中旬、まとめてアップします。
第2木曜は句会。
今回は会場の関係で、人形町で句会です。何度か来たことがありますが、奥行きのあるおいしそうな町というイメージがあります。
早速おいしいものから・・・句会の前にいつもSちゃんと昼食。魚久本店で、煮魚の定食。
金目の煮付けの味、魚の焼き加減がいいねーご飯も完食!
吟行は裏通りなど散策。女ばかりの吟行は、「わっ、ここおいしそう!」とか「小倉アイス食べたい!」とか、半分は食い気。
時々先生が季題や歴史の話で、俳句に引き戻してくださいます。残暑の厳しい日でしたが、下町のたたずまいにかすかに感じる秋を見つけて、それぞれ句をものにしました。
人形町のからくり時計。木遣り唄と共に纏を振る人形やはしご乗りが現れます。
この手のかかる年増の弟子たちに、先生から小倉アイスをご馳走していただきました。
句会のあとは恒例の納涼会と新人歓迎会を人形町のちゃんこやさんで行いました。今年の夏は暑すぎたにも関わらず、鍋が人気だったんですって!タイムリーな企画で、お腹に優しいちゃんこをたっぷり頂きました。
例によって、席題の句会もありました。ちゃんこやで、めちゃ賑やかに盛り上がっていたかと思うと、急に苦悶の表情で静かになるおばさんの団体は、ヘンな団体さんです。
今年も「上野不忍華舞台」のお誘いを頂きました。
不忍池畔の水上音楽堂で、江戸伝統芸能が披露されます。
長唄三味線・舞踊・八王子車人形・芸妓衆の踊り・落語・歌舞伎役者さんの舞踊と盛りだくさん。
オープニングの長唄三味線中心のオーケストラは素晴らしい演奏!無知だった私の三味線のイメージが変わりました。
面白かったのは、初めて見た八王子車人形。文楽は三人の人形遣いが一体の人形の手足を分担して演技しますが、車人形は一人が1体の人形を扱います、台車に乗って。初めは思わず笑ってしまいましたが、よく考えたものです。
「二人三番叟」と「櫓のお七」の演目のあと、人形の手足の仕組みを説明してくださいました。良く出来てる!
途中でカメラのバッテリー切れ。撮影禁止とは書いてありませんでしたが、携帯で撮る人もいない会場なので、私も遠慮して、演目に集中しました。
落語は三遊亭圓歌師匠。懐かしい落語家さんです。
トリは、中村獅童さんの舞踊「助六」江戸の粋に触れた豪華な舞台でした。