野暮用で神保町へ。
懐かしの古書店街は、すっかり様変わりして、出版社の看板をつけたきれいなビルが立ち並んで古本屋も、こぎれいになっています。
駅近くの角を曲がると突然昭和に迷い込んだように喫茶「さぼうる2」が現れました。
学生時代、あんまり勉強しなかったから、古本屋に足蹴く通った記憶は無いのですが、この付近、喫茶店が幾つもあって、コーヒー1杯で何時間でもいられたものです。そこから授業に行くやつ、バイトにいくやつ、睡眠とるやつ、ひそかにパン齧るやつ、お店もおおらかなものでした。
そういえば、学生時代は喫茶店で食事はしなかったと思います。
ま、お金がなかったから、食事は学食でしたね。
「喫茶店のナポリタン」体験は働いてからだったと思います。
レトロな「さぼうる」のランチメニューから、迷わず「ナポリタン」を選びました。
で、でか!!
私のナポリタンは、高さ10センチもあった山が崩れかけて皿からはみ出ています。
陶器風のトレーははみ出たスパゲッティを受けるためのものと見ました。
ゆうに二人分はあります。見た目ひきますが、ケチャップ味がおいしい!
味に飽きたら粉チーズとタバスコで変化をつけて食べ続けましたが、さすがの私も、食べきれず、かなり残しました。店内を見渡すと、男性は完食。
サラダが付いて650円。コーヒーをつけて850円。
いまも学生たちにやさしい喫茶店のようです。